BelkinのAndroidスマートフォン用充電器ガイド

Androidスマートフォンの充電に関するヒント

1.粗悪な充電器の使用は避ける

安価な充電器（模造品や粗悪品）の使用は危険であり、スマートフォンの損傷を引き起こす恐れがあります。

粗悪な充電器を避けるべき主な理由：

• 非純正の充電器は、安全性が十分に考慮されていないことがほとんどです。
  
  
• 研究により、このような低品質の充電器は、正規の充電器に比べて、過熱、発火、バッテリー損傷を引き起こすリスクがはるかに高いことが明らかになっています。
  
  
• 極端なケースでは、粗悪な充電器が原因となり、感電やスマートフォンの爆発などの事故が発生しています。
  
  
• 数百円の節約より、安全性を優先することが重要です。
  
  
• スマートフォン（そして使用者の安全）を守るために、必ず純正またはサードパーティ製の認証済み充電器を購入してください。
  
  

2.過充電（および過熱）を避ける

最新のスマートフォンには、100%に達すると充電を停止し、過充電を防ぐ内部回路が搭載されているので、バッテリーが満充電になった後で無駄な電力を消費し続けることはありません。

ベストプラクティス：

• 満充電になった後でスマートフォンの電源プラグを抜くか、毎日一晩中充電しないようにします。
  
  
• 常にトリクル充電を行い、100%の充電状態を維持すると、バッテリーと充電器が必要以上に熱くなり、バッテリーの寿命に悪影響を及ぼします。
  
  
• バッテリーの寿命を延ばすには、日常的に充電レベルを約20%～80%に保ちながら使用するのが好ましいと考えられています。
  
  
• 時々100%まで充電しても問題はないが、満充電のまま放置してデバイスが高温にならないようにします。
  
  
• スマートフォンの充電が完了したら、プラグを抜くか充電器から取り外してデバイスの温度を下げます。
  
  

3.コンセントを使用する（コンピューターのUSBポートを使用しない）

最速で充電するには、ノートパソコンやデスクトップパソコンのUSBポートではなく、必ずコンセントに充電器を挿して使用してください。

コンセントの方が優れている理由：

• コンセントを使用（充電アダプターと併用）すると、充電器の定格電流を最大限供給できるからです。
  
  
• 多くのコンピューターのUSBポート（特に旧型のUSB-A 2.0ポート）は、0.5A～0.9A（5Vで2.5W～4.5W）しか出力できず、充電速度が極めて遅くなります。
  
  
• コンピューターの新しいUSB 3.0／3.1ポートまたはUSB-Cポートを使用しても、USB-PD出力に対応していないと、出力が制限される場合があります。
  
  
• スマートフォンをフル充電する場合、標準的なUSBポートでは数時間かかることもありますが、スマートフォンの18W充電器を使用すると1～2時間で充電できます。
  
  
• ノートパソコンのUSBポートは、やむを得ない場合のデータ転送やトリクル充電用に確保しておきます。
  
  

4.充電中はスマートフォンを涼しく保つこと

熱はバッテリー寿命の敵です。

温度に関するヒント：

• 高温の環境や直射日光の当たる場所でのスマートフォンの充電は避けてください。
  
  
• 充電中にスマートフォンが非常に熱くなると（たとえば、枕の下や暑い車内など）、バッテリーの劣化が早まり、充電速度も遅くなります（スマートフォンは熱を下げるために充電速度を調整することがあります）。
  
  
• 涼しい風通しの良い場所で充電してください。
  
  
• 厚いケースを装着していて、スマートフォンが過熱していることに気付いた場合は、充電中にケースを外して放熱してください。
  
  
• 充電中はスマートフォンを何かで覆わないでください。
  
  
• スマートフォンを涼しく保つことは、バッテリーを保護するだけでなく、最高速度で充電することを可能にします（スマートフォンが過熱すると充電速度が遅くなります）。
  
  

5.機内モード（または電源オフ）で充電を高速化

できるだけ早く充電する必要がある場合は、スマートフォンの機内モードを有効にするか、充電中に電源をオフにしてください。

この方法が機能する理由：

• これにより、スマートフォン自体の電力消費が最小限に抑えられ（スマートフォン、Wi-Fi、Bluetoothの通信がオフになっているため）、充電電力の多くがバッテリーに供給されます
  
  
• 機内モードで充電すると、充電時間が若干速くなります。テストによると、充電時間が約5～10%短縮されることがわかっています。
  
  
• たとえば、100%充電するのに50分かかるスマートフォンは、機内モードをオンにすると約46分で充電できるようになります。
  
  
• 充電中にスマートフォンを使用しない（およびバックグラウンドアプリを閉じる）と、充電が速くなります。
  
  
• 充電中にスマートフォンの動作が少なくなるほど、バッテリーの充電が早くなります。